妊娠している患者さんとお話ししていると
「妊娠中だけど、お薬は飲んで大丈夫ですか?」
とよく聞かれます。
妊娠中の方なら、この質問、気になりますよね。
前提として産婦人科医との連携のもとになりますが、
妊娠15週まではお薬の服用をできるだけ避けてください。
ちなみに当クリニックで出すお薬は、
妊婦や胎児に対して安全性の高い薬剤を第一選択とするようにしています。
ただし、基本的に妊娠中のお薬の服用に関する安全性は確率されていないんです。
そのため当院では、
治療上の有益性が高いと判断した時のみ、
投薬目的をご説明した上で、お薬をお渡ししています。
というのも、お薬を服用する時期や種類によっては、
催奇形性や胎児毒性などによる胎児の障害影響が懸念されるからです。
妊娠中のお薬が必要であるかどうか、
「慎重かつ的確に」
を常に意識してご対応します。